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2005年10月15日 (土)

イタリア選挙法改正か?

今日の朝日新聞によると、イタリアの下院で、選挙法改正案が可決されたという。現在の小選挙区中心、比例代表25パーセントから完全比例代表制にするという。まだ上院が残っているし、大統領が法案に署名するかどうかという問題もあるようだが、どうなるだろう。

 今の制度は93年に成立したのだが、これによって、96年、イタリア初の中道左派政権が成立した。この時は、ウリーヴォ(オリーブの木)という中道左派グループのリーダーにプローディがなって選挙に勝ったのである。

 僕はたまたまこの時、ボローニャに滞在していた。選挙で、子供の小学校は休みとなり(というかパスクワの休みと重なってかなり長い休みとなったように思う)、エミリア・ロマーニャを旅行していたのである。ホテルは、街の中心広場に近く、赤旗で埋まり、勝利を祝っていた。その様子はテレビでも中継され、眼前の風景と、テレビの中の光景が一致しているのを(考えてみれば当然なのだが)不思議なことのように眺めていた。

 その後、2001年の選挙では、ベルルスコー二率いる中道右派が勝ち、現在にいたるわけだ。2001年には存命中であった保守のジャーナリスト、批評家のインドロ・モンタネッリは、ベルルスコーニが勝つと「やりすぎ」るだろう、といって自分は中道左派に入れるといっていたが、総選挙が眼の前になって(どんなに遅くても2006年には総選挙となる)、根本的な選挙改革をやろうというのは、「やりすぎ」のように思えるが・・・

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