2009年11月13日 (金)

イタリアでコカイン広がる

Cocainaaaa
イタリアでコカインが広まっている(11月6日、Corriere della Sera).

ヨーロッパで一生に一回でもコカインを使用したことのある人は1300万人と推定されている。そのうち、750万人は15歳から34歳の若者である。

ヨーロッパ諸国のうち、コカイン普及率が高いのは、
スペイン 1、1%
イギリス 1%
イタリア 0、8%
EU 平均 0、4%
となっている。

またイタリアの中で、コカイン汚染の広がっている州は、
ロンバルディア 3、4%
ラツィオ    3、2%
ピエモンテ   3、0%
である。

2008年にコカインを消費したイタリア人は100万人であるが、2001年には40万人だった。

他の麻薬では、大麻を使ったことのある人はヨーロッパで7400万人。エクスタシーを使用したことがあるのは1000万人。ヘロイン中毒者は150万人となっている。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年11月12日 (木)

マルキオンネ:クライスラーから21モデル

0kslfjcf140x180
フィアットの代表取締役セルジョ・マルキオンネは、クライスラーから2014年までに21モデルを発売すると宣言した(11月5日、 Corriere della Sera).

計画では、2014年までに売り上げを18%増加させる。フィアットとクライスラーの提携により、相乗効果で、2010年から2014年に29億ドル節約できるとしている。クライスラーは、クライスラー300とジープ・グランド・チェロキーを来年モデルチェンジする予定。

クライスラーは、2014年までに21モデルを発売するが、そのうち3つのプラットフォームをフィアットと共有する。

また2010年に500がアメリカ市場でデビューし、2012年にはアルファロメオが上陸する予定である。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年11月11日 (水)

EU裁判所、十字架撤去求める

Croce180x140
EUの裁判所は、イタリアの学校の教室から十字架を撤去するよう求めた(11月4日、Corriere della Sera).

宗教的自由を確保するためであるとしている。ストラスブルクのEU 人権裁判所は、フィンランド出身でイタリア市民権を持つ人の訴えをうけて、十字架撤去の判決を下した。

政府は、「我が国のアイデンティティに対する攻撃」であるとして反発している。ヴァティカンの反応も激しく、近視眼的で誤った判決だとしている。さらに、キリスト教徒に声をあげるよう呼びかけている。

イタリア司教会議(Cei) の受けとめ方も明快で、「偏った、イデオロギー的な見方」だとしている。

そもそもイタリアの教室に十字架が設置されるようになったのは、1924年と1928年の通達による。その有効性は2006年に国務院によって確認された。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年11月10日 (火)

詩人アルダ・メリーニ死去

Aldamerini
詩人のアルダ・メリーニが亡くなった。78歳であった(11月2日、Corriere della Sera).

数日前からミラノのサン・パオロ病院に入院していたが、1日に亡くなった。

アルダ・メリーニは1931年3月21日ミラノに生まれた。16歳で詩を書き始めた。最初に彼女を有名にしたのは詩集『オルフェオの存在』(1953)だった。その年、エットレ・カルニーティと結婚。1965年にパオロ・ピーニ精神病院に入院、数年をへて退院した。

何度かノーベル賞候補にもなった。

メリーニについて語るとき、ディーノ・カンパーナやアメリア・ロッセッリについて語る時のように、狂気の問題がすぐに問題となった。長年、精神病院に入院していたのだった。

最初の詩集にパゾリーニは感銘をうけ、カンパーナとリルケを引用して褒め讃えた。

メリーニの友人には、40年代には、ジョルジョ・マンガネッリ(1922−1990)、ついでマリア・コルティ(1915−2002)、また、1988年に彼女を再発見したジョヴァンニ・ラボーニ(1932−2004)がいる。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年11月 9日 (月)

サバタ指揮コンクール、一等はなし

Este_08124623_49490
トリエステで、第一回のサバタ指揮コンクールが開催されたが、一等はなしだった(11月1日、Corriere della Sera).

このコンクールは、トリエステのジュゼッペ・ヴェルディ劇場基金が主催。第一回は一等なしであった。審査委員長はティモシー・ウォーカーは、二等をトリエステ出身のマルコ・オズビックに授与した。

三等はモスクワ出身のAlya Joffe. 最終審査には、日本人の米津俊広も残った。参加者は16人だった。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

《副王家の一族》

T0007877
映画《副王家の一族》(ロベルト・ファエンツァ監督)を見た(渋谷・東急文化村/ル・シネマ)

歴史小説が原作である。シチリアのカターニャが舞台。原作者はフェデリーコ・デロベルト。

イタリアの国家統一、リソルジメント前後のシチリアの貴族の一家をその欲望を中心に、政治的信条の節操のなさを含め容赦なく描く時代劇。

見事なコスチューム劇と言えよう。また、リソルジメントの時期に流通した言説と、貴族の本音が見えて面白い。これは、歴史を信じない作家の書いた歴史小説が原作なのだ。

絶対君主的な家長をランド・ブッツァンカ、その父に反逆する息子コンサルヴォをアレッサンドロ・プレツィオージ、コンサルヴォの妹テレーザをクリスティアーナ・カポトンディが、いとこジョヴァンニ―ノをグイド・カプリーノが、大叔母フェルディナンダをルチア・ボゼーが演じている。

相続での骨肉の争い、家族の結婚に関する家長の権威、修道院の性的堕落など社会の裏面が容赦なく暴かれているが、映画としては不思議と重くはない。何といっても時間が短く、ひとつひとつのエピソードは軽くしか扱われないので、良くも悪くも重厚なタッチにはならない。

とても興味深い映画であった。自由な結婚が出来るようになると、万人の万人に対する競争状態となって決して、甘くはない世界なのだが、150年前のように、自分の意思で結婚が決められない状態が良かったかというと、とんでもないということがあらためて判るエピソードがある。

教会や修道院は、昔は、貴族の次男などは、信仰の浅い深いと関係なく、修道士にさせられたりしたことがわかる。女性もしかりである。このあたりは結構、皮肉たっぷり、風習喜劇的でもある。

時代的には1850年代から1880年代の事件が背景となっている。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年11月 8日 (日)

ゲオルギューとアラーニャ離婚

Metstarry460px
オペラ界のおしどり夫婦とうたわれたゲオルギューとアラーニャが離婚した(11月1日、Corriere della Sera).

ルーマニア出身のゲオルギューは44歳、イタリア系フランス人のアラーニャは46歳、二人はプッチーニの《ラ・ボエーム》で共演した後、ニューヨークのメトロポリタン歌劇場の舞台で結婚したのだった。その4年前に同じく《ラ・ボエーム》で共演し、知り合ったのだった。

ゲオルギューによると、アラーニャはフランス人なのだが、シチリア人の血がはっきり感じられ、家族・兄弟との結束が強く、ゲオルギューをそこに束縛しようとしたのだという。ゲオルギューは、家庭は、二人(夫婦で)で築くという家庭観を持っており、それが受け入れがたかったようだ。

別れた二人だが、アラーニャは早くもよりを戻したがっているという。

| | コメント (2) | トラックバック (1)

RAI, ピノッキオをテレビ・ドラマ化

Pinocchio
イタリア国営放送RAI が約40年ぶりにピノッキオをテレビ・ドラマ化した(11月1日、Corriere della Sera).

40年前は、ルイジ・コメンチーニによる脚本、ロッロブリージダが妖精を演じた。今回は、アルベルト・シローニ監督、配役は国際的で、ピノッキオはイギリス人のロビー・ケイ、ジェッベットじいさんはボブ・ホスキンス、妖精はヴィオランテ・プラチド、しゃべるコオロギはルチャーナ・リッティゼット、学校の先生にマルゲリータ・ブイ。原作者コッローディも登場するのだが、これはアレッサンドロ・ガスマンが演じている。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年11月 7日 (土)

Irap(州生産活動税)の減税をめぐる駆け引き

Ansa_17082885_32510
Irap (州生産活動税)の減税を与党が主張している(10月30日、Corriere della Sera).

トレモンティ経済大臣は、財源がないという理由でそっけない。しかし、与党のPdlと北部同盟の上院議員たちは、執拗にIrap (州生産活動税)の減税を要求している。

Irap は2008年時点では、381億ユーロの税収となっている。2008年の補正予算で税率を4、25%から3、9%に下げた。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年11月 6日 (金)

ボンピアーニ社、80周年

Prima
出版社のボンピアーニ社が創立80周年を迎えた(10月28日、Corriere della Sera).

創設者のヴァレンティーノ・ボンピアーニは、1898年9月27日にアスコリ・ピチェーノに生まれた。1929年に彼は、同名の出版社を設立した。彼は著述もものし、戯曲も書き、1953年から1972年まで演劇雑誌の《Sipario》を編集した。

1972年に会社を売り、現在ボンビアーニ社は、リッツォリ・グループの一員となっている。出版者としては、『出版者という仕事』(1988)を著した。1992年2月23日ミラノで亡くなった。

ボンピアーニから出版した著作家としては、アンナ・マリア・オルテーゼ(1914ー1998)、マッシモ・ボンテンペッリ(1878ー1960)、アルベルト・モラヴィア(1907ー
1990)、レオナルド・シャシャ(1921ー1989)などがいる。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

ミラノーナポリ4時間強に

550_3924
イタリアの特急のシステムが新しくなる(10月29日、Corriere della Sera)

12月13日から新システムに移行する。

これにより、Frecciarossa の通る区間、ミラノーナポリ間は4時間10分。トリノーローマも4時間10分。ボローニャ−フィレンツェは37分。ミラノ−フィレンツェは1時間45分となる。

Frecciargentoの区間では、ローマーヴェネツィアが3時間15分、ローマ−ヴェローナが3時間、ローマ−バーリが3時間59分、ローマーラメツィア・テルメが3時間59分となる。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

大学改革

Gelmini32_2
ジェルミーニ教育大臣の大学改革案が明らかになった(10月29日、Corriere della Sera)

これまで新任の教員の月給は1300ユーロだったものを2100ユーロにあげる。

専任となる年齢を36歳から30歳に下げる。

学長の任期は、これまで大学ごとにまちまちであったが、最高8年と定める。

研究員は6年間(3+3)のあと、優秀であると認められた場合には準教授として採用される。

国別にみた大学数と課程(コース)数と教員数は次の通り

      大学   課程    専任教員
イタリア  87   5960  11万3980
フランス  83   4878   8万9698
ドイツ  104   1万2000 24万8938
イギリス 117   5009   16万9995
スペイン  75   3184   10万2300

| | コメント (0) | トラックバック (0)

«マテオ・リッチ没後400年