2009年7月12日 (日)

ヴィアレッジョの事故車とGATX

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ヴィアレッジョで脱線・転覆・炎上事故を起こした貨物列車は、アメリカの多国籍企業GATXのリース車両だった(7月2日、Corriere della Sera).

GATX はシカゴに本部のある多国籍企業。リースや鉄道、港湾、航空関連作業のファイナンスを専門としている。

ヨーロッパには三つの支社があり、ヴィーンとハンブルク、ワルシャワにある。車両のリース、特に液体輸送車両を専門とし、マーケットの22%のシェアを占めている。

GATXはアメリカで1898年に生まれた。その時から、鉄道用の車両の貸し出しをしていた。

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2009年7月11日 (土)

UTET 方向転換

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出版社UTETが方針を転換する(7月6日、Corriere della Sera).

代表取締役のジャン・ルーカ・プルヴィレンティによると古典に関する450のタイトルを廃刊にする。企画途中のものも凍結される。

プルヴィレンティは古典を止めるわけではなく、マーケットに適合したものにするとしている。このことは二つのことを意味している。1つは、シリーズもので続けるものもある。現在のギリシア・ラテンのテクストのシリーズは今のところ継続される。もう1つは、大々的に計画を見直すというものだ。

全体としては、よりテクノロジー関係が重視されることになる。

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2009年7月10日 (金)

アルコール規制の動き

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アルコール販売に関し、規制強化の論調が出てきた(7月5日、Corriere della Sera).

タバコに続き、アルコール飲料に関する販売規制強化の動きがある。

歴史的な経緯は次の通り;

1992年 警察が交通取り締まりに関し、酔っぱらい運転の検査のためアルコール検知器を導入

1998年 アウトグリル(高速道路のサーヴィスエリア)で22時から翌朝6時までは、アルコール度の強い酒類の販売中止を決定

2001年 高速道路で22時から翌朝7時まで、アルコール度数の強い酒類販売を禁止

2007年 すべての娯楽施設で、夜中2時以降のアルコール飲料販売を禁止

2008年 すべてのアルコール飲料販売所で、アルコールの血中濃度に関する表を表示することを義務づける。血中濃度1リットルあたり0,5グラムまでが自動車運転などで合法の範囲。

2009年 コープが18歳未満へのアルコール類の販売中止を決定。

モンツァでは、16歳以下の未成年には、バール、公的場所、商店、スーパーマーケットでのアルコール類販売を禁止。罰金は最高400ユーロで、ランダムに検査を実施する。この条例は、6月から施行された。

まもなくミラノでも同様の条例が施行されるが、罰金の額がさらに高額になる。

議論としては、禁止を16歳未満ではなくて、18歳未満とすべきとの論調もある。

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2009年7月 9日 (木)

ラクイラで再び余震

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G8が開催されるラクイラで余震があった(7月4日、Corriere della Sera).

G8開催まで間もないラクイラでは強い余震があった。サミットの会場も揺れた。

準備本部は、「何のリスクもない」としている。

また、ベルルスコーニ首相は、秋までに、9月と11月の間に被災者1万5000人のために耐震構造の住宅を建てるとしている。

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2009年7月 8日 (水)

不法入国は犯罪に

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上院で、治安関連案件が可決し、不法入国者はそのこと自体が犯罪となった(7月3日、Corriere della Sera).

マダマ宮は大騒ぎとなり、価値あるイタリア党は抗議をしているが、与党は法案通過に沸き立ったが、特に北部同盟とマローニ内務大臣が喜んでいる。

野党は、国に害をなす法案だとしている。

また、ヴァティカンはこの法に激しく反発している。

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2009年7月 7日 (火)

ヴィアレッジョで貨物列車爆発炎上

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ヴィアレッジョで貨物列車が脱線・転覆し、炎上した(7月1日、Corriere della Sera).

犠牲者は現在のところ14人が確認されている。3人行方不明。

この貨物車はGPL(液化石油ガス)を運んでいた。14両編成で、5両が脱線した。

初動調査によると、原因は先頭車両の車軸(cilindro dell'asse)が折れ、脱線したことによるもので、運転ミスではない。

この車両の点検・メンテナンスは、Gatxというアメリカの会社に委託されている。

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大統領:G8まで休戦を

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ナポリターノ大統領は、G8が終了するまで、政治論争を休戦することを与野党に呼びかけた(6月30日)。

与党Pdlは賛成した。価値あるイタリア党のディ・ピエトロはこれに反対した。民主党は、ベルルスコーニの態度によるとしている。

G8は、ラクイラの兵舎 ヴィンチェンツォ・ジュデチェで開催される。おのおのの首脳は、最大25人の随行員を認められている。

城塞の内部の移動は、エコロジカルなものとなっており、33台の電気自動車と10台のミニバス、3台の電気バスが使用される。

ベルルスコーニ首相は、自分の政府が西側で最も安定しているとしている。

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2009年7月 6日 (月)

政治家のあだ名

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政治家のあだ名が紹介されている(6月29日、Corriere della Sera).

政治家のあだ名は昔からあり、15世紀のピエロ・デ・メディチ(1416ー89,ロレンツォ・イル・マニフィコの父)は「通風病み」(Il Gottoso)というあだ名だった。現代では、アンドレオッティが「せむし」(Il Gobbo)という悪意を含んだあだ名を頂戴している。

ムッソリーニは「あご」(Er Maschella)と呼ばれ、ベルルスコーニは「カイマンワニ」(Caimano)と呼ばれている。

ヴィットリオ・エマヌエーレ3世は、小柄であったため、「小サーベル」(Sciaboletta)と呼ばれた。ベッティーノ・クラクシは「大イノシシ」(Il Cinghialone)と呼ばれた。ジャンニ・デ・ミケーリス〈写真)はダンスが好きで、「踊り魔」(Avanzo di balera---avanzo di galera のもじり)とあだ名された。

あだ名は、政敵にネガティヴな評価を与え、馬鹿にする表現なのである。

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政府の経済危機対策

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政府の経済危機対策が打ち出された(6月28日、Corriere della Sera).

企業に対しては、利益で償却可能な機械を購入した場合、50%減税される。この措置は、2010年6月30日まで有効である。政府はこの措置のため1億9000万ユーロを手当てしている。

エネルギーに関しては、メタンガスを企業向け値段を下げる。Eni (イタリア炭化水素公社)は50億立方メートルのガスを同業者に対して、売却し、競争参入させなければならない。これは全体の7%にあたる。また売却価格は、ヨーロッパの平均価格をもとにせねばならず、これは現在のイタリアの価格より安い。こうした自由化により、エネルギー価格が下がることが期待されている。

また行政の調達品に対する支払いを早くする。

公衆衛生に関する支出を抑制するため、薬剤費に上限を設ける。アブルッツォ通達によりすでに14%から13、6%になっているが、それをさらに13、3%に下げる。

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2009年7月 5日 (日)

マリオ・ヴェルドーネ死去

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映画史のパイオニア、マリオ・ヴェルドーネが亡くなった。91歳だった(6月27日、Corriere della Sera).

マリオ・ヴェルドーネは俳優カルロ・ヴェルドーネ(写真)の父。1917年7月27日にアレッサンドリアで生まれたが、ローマで家庭をもった。カルロの他、兄ルーカはドキュメンタリー作家で、姉妹のシルヴィアはクリスティアン・デ・シーカの妻である。

マリオは、大学で映画史を教え、その本は海外でも翻訳された。アメリカには客員教授としていった。が、彼は詩人やオペラの台本書きでもあった。シエナ大学に映像学を立ち上げ、1965年から映画史・批評の教授として教鞭をとった。

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2009年7月 4日 (土)

ムーティ:マイケル・ジャクソンはファリネッリのよう

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指揮者リッカルド・ムーティがマイケル・ジャクソンの死についてコメントしている(6月27日、Corriere della Sera).

ムーティは語る「フィラデルフィアの指揮者だったとき、80年代に、テレビで彼のショーを見た。こんな風に知ったんだ。マイケル・ジャクソンはあらゆる時代を通じて最も伝説的で、論争を呼び(また愛された)歌手だ」。

「彼をめぐる論争や、その弱点、落ちつかなさは、カッファレッリやファリネッリといったバロック時代の偉大なカストラート歌手を思わせる。崇拝の対象だったが、しばしばこの崇拝の犠牲者だった」。

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ドラーギ:GDPは5%減に

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イタリア銀行総裁のマリオ・ドラーギは、2009年のPil (GDP)が5%減となるだろうと予測した(6月26日、Corriere della Sera).

また、真の成長のためには、消費と労働市場の維持が欠かせないと述べた。総裁は、「現在、構造改革が必要」なことを訴えた。

これに対しトレモンティ経済相は、9月末までは予測を控えるよう求めた。

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